湘南が土壇場で同点に追いつき、引き分けた。

 敗戦ムードが漂う中のロスタイム、DF三竿の右CKのクロスボールをゴール前にいた日本代表とU-22代表を兼任するDF遠藤航(22)が、混戦から押し込んだ。遠藤は「気持ちで押し込んで最低限の勝ち点1を取れた」と話した。この日、リオ五輪最終予選の組み合わせも決まり「どこが相手でも厳しい戦いが待っている。A代表で得たことをどうU-22で還元してくか意識しなきゃ」。本田、香川ら海外組から学んだアジアとの戦い方をレクチャーしていくつもりだ。