札幌がロスタイムの失点で、2連勝を逃した。

 前半32分にFW内村圭宏(31)が2試合連続となるゴールを決め先制。同16分にはGKク・ソンユン(21)が、福岡FW中原貴之(30)のPKをセーブするなど粘り強く守ったが、後半2分に追いつかれ、同ロスタイムに福岡MF末吉隼也(27)にゴールを許し、敗れた。

 四方田修平監督(42)は「同点の後、しのぐ展開が続く中、終盤はチャンスもつくったが、最後の一瞬でスキを突かれてしまった。すぐ試合が続くので、切り替えて次の試合に向けて準備をしないと」と振り返った。

 福岡は20周年イベントを実施。試合前やハーフタイムには地元出身の人気お笑いコンビ博多華丸・大吉が登場し、会場を盛り上げた。その結果、今季ホーム最多1万3873人の大観衆を集め、大声援の中、劇的な勝利で、本拠地2連勝を果たした。