ナビスコ杯準決勝第1戦を欠場したG大阪MF遠藤保仁(35)が8日、大阪・万博記念競技場で練習を行った。7日のアウェー新潟戦は遠征に同行せず。自宅で観戦した。チームは1-2で敗れ、第2戦(11日、万博)に臨むが「ホームで90分しっかりと戦って、決勝にいけるようにしたい」と意気込んだ。

 9月30日のACLアウェー広州恒大戦後、体調不良に陥った。遠藤自身が「試合後に気持ち悪くなったのは、そんなに覚えていない。初めてかもしれない」と驚いたほどだ。日本代表最多キャップの持ち主で数々のアウェー戦を経験していても厳しい一戦だったようだ。「試合後1、2時間休めば大丈夫になりましたけどね。(今回も)しっかりといい休養を取らせてもらったので(次のホームは)いい状態で臨める」と、切り替えていた。

 練習後は、今月完成する新スタジアムの見学会に参加。実際のピッチにも立ち「お客さんが入ったら感じが変わるんでしょうけど、サッカー専用なんで雰囲気はいい」と胸を高鳴らせていた。