川崎Fの新クラブハウスの竣工(しゅんこう)式と内覧会が1日、川崎市麻生区で行われた。

 床面積は旧建物の2・6倍の2127・89平方メートル。ロッカールーム、ジェットバス、筋トレルームは旧建物の倍以上の広さになり、仮眠室やリラックスルーム、ラウンジ、テラスも備わっている。MF中村主将は「選手寿命も延びるかも。今は広すぎて落ち着かないけど、クラブの大きな魅力になる」。中村が唯一、要望を出したのはロッカールームの構造で、選手全員の顔が見渡せる造りになっている。クラブ創設20周年でのビッグなプレゼントに「タイトルを取らなければ」と気を引き締めた。