仙台はアウェーで横浜を下し、2年連続の開幕戦勝利を飾った。前半19分に東京から期限付き移籍したMF三田啓貴(25)の右足ミドルがゴール左隅に決まり、その1点を守りきって白星発進した。

 両拳を握りよろこびを爆発させた三田は「気持ち良かった。思い切って(ボランチの位置から)出て行ったことで点が決まった。自分のゴールで勝てたのでうれしく思います」と笑顔で話した。

 チームは26日まで九州で約1カ月間のキャンプを行い、仙台には戻らず、直接会場入りしていた。仙台から駆けつけたサポーターの前で競り勝ち、渡辺晋監督(42)は「思いがひとつになって勝ち取ることができた。やっと(仙台に)帰れる。最高の滑り出しになったので、ホーム開幕も勝って連勝したい」と、3月6日のホーム開幕戦の東京戦を見据えた。