ホームの山形が前半11分、今季初先発のMF汰木康也のJ2初ゴールで先制。敵陣深くからMF伊東がクロスを入れ、1度はGKにはじかれたもののゴール正面のMF汰木にボールが渡ると、冷静に仕留めた。

 一方の札幌は同27分、DF櫛引一がドリブルで攻め上がり、エリア内のFWジュリーニョへつなぐもシュートまではたどり着けず。

 前半36分には、落雷により試合が中断。会場周辺に落雷があったとのアナウンスも流れ、観客らは一時避難。だが約45分後に試合は再開された。

 後半は札幌がMF菅に代えFW内村を投入。すると後半14分、敵陣右深くからのグラウンダークロスに内村が合わせ、試合を振り出しに戻した。

 しかし両者ともに勝ち越し点は奪えず引き分け。ホームの山形は開幕からクラブワーストとなる開幕8戦未勝利、アウェーの札幌は連勝を逃した。