鹿島が97年以来となるJ1第1ステージ優勝を決めた。07~09年の3連覇以来となるJ1タイトルとなった。

 クラブの略歴は以下のとおり。

 ◆鹿島アントラーズ 47年に大阪で発足した住友金属蹴球同好会が母体。75年に茨城・鹿島町(現鹿嶋市)に移転し、91年に鹿島アントラーズと改称してJリーグの正会員になる。同7月にジーコが加入し、チーム強化が本格化した。00年にはJ初の3冠、07年からはオリベイラ監督が率いて3連覇を達成した。「アントラーズ」は地元の鹿島神宮名物のシカにちなみ、シカの枝角を意味する英語「アントラー」の意。鹿のように広く愛され、そして、戦いの時は、その鋭い枝角で勇猛果敢に立ち向かい勝利を目指す姿勢を表現したもの。ホームスタジアムは県立カシマサッカースタジアム。J1年間優勝はリーグ最多の7回、リーグカップ優勝は最多6回、天皇杯はJリーグ所属のクラブが参加した92年度以降で最多タイの4回。今季はJ最速でホーム通算250勝を達成した。