新潟はオフが明けた19日、第2ステージ第5節大宮戦(23日、NACK5スタジアム)に向けた練習を、聖籠町の練習場で行った。第1ステージ第17節鳥栖戦以来、5試合ぶりの得点を狙うFW山崎亮平(27)に注目したい。

 山崎は「口で言っても意味がない。試合で結果を出す」と自らに言い聞かせるように言った。1-2で敗れた前節仙台戦、自ら獲得したPKでキッカーを務めたが外した。その直後に勝ち越し点を許し、「自分が決めていれば」という後悔の念にとらわれた。チームは4連敗。黒星の連鎖から抜け出すため、自らも前を向くしかない。

 仙台戦のビデオで自分のプレーを見直し、「ゴール前でボールに絡む回数をもっと増やす」と反省点を確認した。今季、山崎はまだ1得点しか挙げていないが、第2ステージはここまで4試合すべてでシュートを放つなど、攻撃の形はできている。「何かを変えるのではなく、いい部分を磨いていく」と、秘めた思いを言葉にした。