岐阜がC大阪にあと1歩まで迫ったが、及ばなかった。

 3-0とリードされてから、後半23分、MF田中パウロ淳一(22)のCKにDF岡根直哉(28)が頭で合わせて1点返し、直後の同24分には、FWレオミネイロ(26)が相手GKが飛び出したところを冷静に決めた。

 J2で3位の強豪を追い詰めたが、あと1点が遠く、吉田恵監督(43)は「前半の2失点が悔やまれる。終盤の2得点に関してはズルズルといく可能性が高かったが、セレッソさん相手に2点取れたというのは評価できる。前半からもう少しああいう形ができれば」と、唇をかんだ。