すでにJ2降格が決まっている福岡が、甲府に逆転負けを喫した。福岡が先制した。前半29分、右CKからニアに位置した甲府FW稲垣祥(24)のクリアミスによるオウンゴールで先制。甲府は序盤から3トップの攻撃的布陣で攻め込んだが、ミスから痛恨の失点。同35分にはMFマルキーニョス・パラナ(39)が負傷交代するアクシデントに見舞われ、リズムに乗れなかった。

 それでも1部残留へ負けられない甲府が後半に追いついた。福岡の前線へのパスミスからどとうのカウンター。同34分、数的な優位から最後は途中出場のFWダヴィ(32)が決めた。同45分、FWドゥドゥ(26)がシュートのこぼれ球を頭で押し込み逆転した。福岡は3連敗。甲府は6戦ぶりに勝利した。