5大会ぶりにU-20W杯出場を決めたU-19日本代表FW小川航基(19=磐田)の活躍に、磐田の名波浩監督(43)が高い評価をつけた。25日、磐田市内でのチーム練習後、U-19アジア選手権全4試合に先発し、3得点と活躍中の愛弟子について言及。1次リーグからすべてチェックしている同監督は「シュートも打てているし、ポストプレーもできている。すばらしい」と目を細めた。

 小川は準々決勝タジキスタン戦(4-0)で、前半8分にペナルティーエリア内で何度も動き直しながらクロスに飛び込んで先制ヘッド弾をマーク。居残り練習で取り組んでいた高さを生かしたヘディングだったこともあり、名波監督は「練習の成果が出た。しっかり面でとらえて、コースに決まっていた」とほめていた。【保坂恭子】