J2札幌のDF福森晃斗(24)とGK阿波加俊太(21)が20日、岩見沢市内の社会福祉施設を訪れ車いすリフト付きの送迎用車両1台を贈呈した。12年から選手会主体で行っている「赤い羽根共同募金クルマをおくろうプロジェクト」の一環で、今回が7台目。チャリティーオークションや、リーグ、カップ戦での勝ち点1点、1ゴールにつき、各3000円を募金してきた。福森は「勝ち点とゴール数を積み重ねて募金しました。大事に使ってください」とあいさつした。

 地元岩見沢市出身の阿波加は「中学2年まで住んでいました。喜んでくれてうれしい。少しでも恩返しになれば」。来季はJ1での戦いとなる。「この活動は継続していきたい。GKなので失点を抑え勝利につなげたい」。来季も勝ち点を積み上げ、J1での活躍とともに社会福祉にも貢献していく。