開幕2連勝を目指すヴィッセル神戸と、今季初勝利を狙うアルビレックス新潟の対戦。神戸は昨季得点王のFWレアンドロが、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で長期離脱。2トップには田中順と渡辺が入った。前半3分、神戸はMF大森の左クロスからDF渡部が先制弾。新潟も何度がチャンスを作るものの、決めきることができずに前半は1-0の神戸リードで折り返した。

 終盤に試合は大きく動いた。後半30分。新潟は相手GKが弾いたこぼれ球を、勢いよく走り込んできたMF田中が押し込んで1-1の同点とする。その1分後、今度は神戸がFW田中順のCKの折り返しを、途中出場したばかりのMF高橋秀が決めて勝ち越し。2-1で神戸が開幕2連勝、新潟は1分け1敗となった。