J2モンテディオ山形がツエーゲン金沢に1-1と引き分け、5戦連続で勝利を逃した。後半19分に先制を許すが、同35分に途中出場のMF中村駿(23)がMF荒堀謙次(28)の左サイドからのクロスを受けて左足で流し込んだ。チーム4戦ぶり得点の中村は「ボリ(荒堀)さんからいいボールが来たので合わせるだけだった。チーム一丸となって次は勝てるように」と前を向いた。

 3戦連続の引き分けに終わり、木山隆之監督(45)は「追い付いたのはよかったけど、もう一押しできる力をつけないと」と悔しさをにじませた。中3日の17日ホーム松本戦で6戦ぶりの勝利を狙う。