日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は13日、シドニーで5月末に開かれる国際サッカー連盟(FIFA)総会後に日本協会が日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に加盟する可能性があることを明かした。

 日本協会はFIFAと世界反ドーピング機関(WADA)がドーピング取り締まりの基準で完全合意していないとしてJADAに加盟していなかった。しかし、FIFAは2月末にWADAの「新統一コード」に準拠することで合意したと発表した。

 13日の日本協会理事会では、2月1日に発効したドーピング禁止規定の文言を文部科学省の指導に従って一部改正した。