<J1:大宮1-1鹿島>◇第8節◇27日◇NACK

 鹿島は公式戦4戦未勝利と、昨年の開幕5戦未勝利のようなスランプにはまった。前半27分には今季初先発のFW興梠がスピードでプレッシャーをかけ相手のミスを誘い先制点。だが中盤と最終ラインの間のスペースを大宮に使われるようになり、後半30分にはセットプレーから同点弾を許した。

 終了間際は相手の猛攻を浴び、ドローをつかむのがやっと。DF岩政は「勝っていたころより、運動量が少ないし、球際にも行っていない。疲れなのか意識が低くなっているか分からないが、もう少し動きだす意識をつけないと」と課題を感じていた。