<J1:鹿島4-0名古屋>◇第14節◇28日◇瑞穂陸

 鹿島DF伊野波雅彦(22)にとって課題と収穫の2戦連続完封勝利になった。序盤に自陣ゴール前で1対1の場面を止めるなど強さを見せつけたが、前半37分に名古屋FW玉田のドリブルに対し、タックルで足を引っかけてしまいPKを献上。玉田がPKを失敗して事なきを得たが「(自分に)運があっただけ。そういう(PKをもらいに来る)スタイルの選手と分かっているはずなのに」と反省。ただ後半36分に左足首痛で交代するまで安定したパフォーマンスも見せ「少しずつミスもなくなってきている」と前を向いた。チームスタッフによると7月2日のナビスコ杯清水戦の出場は五分五分の状況だという。