功労者を顕彰する日本サッカー殿堂の掲額式が10日、東京都内の日本サッカーミュージアムで行われ、8月に選出された日本協会前キャプテンの川淵三郎名誉会長らに記念プレートが贈呈された。

 川淵氏はJリーグ初代チェアマンとしてサッカー人気の拡大に大きく貢献。2002年からは第10代会長として3期6年を務めた。8月に殿堂入りが決まったのはほかに、日本協会創設時に尽力した英国大使館員の故ウィリアム・ヘーグ氏、戦前を代表するストライカーの故手島志郎氏。

 川淵名誉会長は「今までは(会長として)渡す立場だった。面はゆい」と笑みを見せた。