Jリーグは31日、準加盟クラブのJFLファジアーノ岡山の木村正明社長ら関係者を東京・文京区のJリーグ事務局に呼び、Jリーグ入会(J2)を審査するチェアマンヒアリングを行った。

 冒頭、鬼武健二チェアマンから「順調な様子で期待しています」との発言が出るなど、条件面では特に問題を指摘されなかった。安定したクラブ経営に向け大口スポンサーを獲得することが今後の課題。木村社長は「お恥ずかしながら(大口スポンサー獲得の)メドが立っていないが、1カ月で何とか探さないと」と地元企業の支援を期待した。

 今年は加盟対象外となっているニューウェーブ北九州を除く4チーム(カターレ富山、栃木SC、ガイナーレ鳥取、ファジアーノ岡山)のチェアマンヒアリングは終了。Jリーグへの正式加盟は12月上旬に予定されるJリーグ臨時理事会で決定することになっている。