北京五輪のサッカー女子で日本代表主将を務めたDF池田浩美(33)が28日、現役引退の意向を明らかにした。今季限りで休部する所属先のTASAKIが全日本女子選手権準決勝で敗退し、試合後「自分は(TASAKI)ペルーレでしかサッカーはできない。いろいろな意味で、いいタイミングだと思う」と話した。

 池田は日本代表の国際Aマッチで歴代2位の119試合に出場。主力DFとして活躍し、アテネに続く2度目の五輪だった北京では初の4強入りに貢献した。

 今後については「慌てずに考えたい」と話し「少しブランクがあってもいいと思うし、気持ち次第では」と現役復帰にも含みを残した。