浦和の柱谷幸一ゼネラルマネジャー(GM)が8日、さいたま市内のクラブハウスで就任会見を行った。体調不良で療養中の信藤健仁チームダイレクターが退任し、空位だったチーム強化の総責任者として今月1日付で就任。山形、京都、栃木では監督兼GMとしてトップチームや下部組織の環境整備や、選手との契約交渉、スカウティングなどをこなした実績がある。現役時代は浦和で初代キャプテンを務めた柱谷GMは「レッズに戻ったのは16年ぶりになります。浦和は人もボールも動く魅力的なサッカーをしていると思う。監督とも、結果と内容とフェアプレーにこだわってやっていこうと話しています。GMとしてしっかりやっていきたい」と抱負を述べた。また、昨季の戦いぶりを分析する中で「イエローカードが(J1の)18チーム中、ワースト3位。非常に多い。無駄なカードをもらわないようにしていきたい」と早速、改善点を挙げていた。