なでしこリーグで首位を独走するINACは16日、兵庫県三木市のグラウンドで練習を行い、なでしこジャパンのFW大野忍(27)を1トップに据えるシステムを試した。代表でも右サイドを務める大野は今季、チームでも同じポジションで戦ってきたが、本来はセンターフォワード。星川敬監督(35)は「リーグ戦も後半に入るわけだから“前半と同じ”というわけにはいかない。後半を勝ち抜くためにも変えなければいけないところは変えないと」と説明。得点王争いでも8得点で首位を走る大野に「うちのエースは実績でも力でも大野。しっかり頑張ってもらいたい」と期待を込めた。大野も「慣れたポジションなんで、やっぱりやりやすいですね」と笑顔だった。