16日に行われるチャリティーマッチ「東日本大震災復興支援2013Jリーグスペシャルマッチ」の前日練習が15日、国立競技場で行われた。

 東北出身者を中心に構成されるJリーグ・チームアズワンのコーチとして参戦する仙台の手倉森監督は「11年のあの時のことを薄れないようなプレーを出そうと話をした。去年も勝てているし、今年も勝利を目指して真剣にやろうと。まだまだ復興にはすごいエネルギーがいるんだということを、プレーで示したい」。

 また、トニーニョセレーゾ監督は「僕はブラジル人で当時は日本にいなかったが、被災された方がどういう思いをしたのかは分からない。ただ、映像を見て、話を聞く限り苦しい思いは僕が想像している以上。なんらかの形の貢献をできればと思う」と意気込みを語った。