Jリーグは30日、将来的な大会方式の変更などを議論する意見交換会を東京都内で開き、出席した各クラブの代表者から現在18クラブのJ1のクラブ数を絞り込む「プレミアリーグ」の導入などの変更案が出た。大阪と福岡でも同様の会合を行い、8月の戦略会議で意見を集約する。

 主にJ1で東日本に本拠地を置く15クラブの社長らが参加した。Jリーグの中西大介競技・事業統括本部長は「危機感は共有されて、大会方式を変えることに全否定の人はいない」と述べた。参加者によると、プレミアリーグは10クラブ程度とする形で提案された。

 Jリーグは今月16日の理事会で、新方式の来季導入を事実上見送った。その上で引き続き検討するため、各クラブの代表を主に地域別で4組に分けて意見交換会を開くことを決めていた。