<J1:京都1-1鹿島>◇第2節◇14日◇西京極

 京都がホーム開幕戦で王者鹿島を相手に貴重な勝ち点1を手にした。

 鹿島に完全に試合を支配され、0-1で迎えた後半44分、FWディエゴが豪快に同点ゴールを突き刺した。鹿島は序盤から好機を多数つくり出したが、18分にMF野沢拓也がFKを直接たたき込んだ1点のみ。土壇場の失点で勝利を逃した。

 鹿島は序盤から完全に試合を支配し、たびたび相手ゴールに迫った。前半11分にはMF野沢拓也のFKをMF中田浩二が合わせ、26分にはMF小笠原満男のパスにFWマルキーニョスが抜け出したが、いずれもゴールできず。その後もFW興梠慎三が絶好機を外すなど、得点を奪えなかった。一方、ホーム開幕戦の京都は守備的な戦術からカウンターを狙ったが、ほとんど好機をつくれず、0-0で前半を終えていた。