G大阪は7月31日、遠征先から新幹線で帰阪した。鹿島(27日)磐田(30日)と続いたアウェー戦は、新加入のFWラフィーニャ(24)が2戦連発の活躍で2連勝し、暫定3位。J2草津から移籍した無名の新助っ人の知名度は一気に急上昇した。

 この日、クラブハウスに到着するやいなや、G大阪の下部組織の選手が走り寄って、片言の英語で「昨日の試合見ました。すごいヘディングでゴールを決めていましたね。ぜひ、ボクにスパイクをください」とおねだりされた。モヒカン頭で陽気なはずのブラジル人も、そのテンションの高さにはさすがに苦笑いしていた。

 報道陣の取材には「今日はコメントはいいだろ」とやんわり断って、18歳の新妻が待つ自宅に戻っていった。