浦和のペトロビッチ監督(45)が15日、今季限りで辞任する意向を明らかにした。0-1で敗れた大宮戦後の会見で、「残りの(リーグ戦)5試合が終わったら、自分は来年は残らないという決定をした。自分はすべて浦和レッズのために、全力を尽くして最後まで戦い抜く」と話した。

 

 ペトロビッチ監督は今季から指揮を執ったが、この日の黒星で8試合連続勝ちなしとなり、通算6勝11分け12敗の勝ち点29で、J2降格圏の16位に転落した。

 浦和の橋本光夫社長(62)は「直接聞いたわけではないので、何も言うことはない。どういうつもりで言ったのか、確認できていない」と話すにとどめた。16日にもペトロビッチ監督と話し合うという。