<J1:横浜1-2浦和>◇第30節◇22日◇日産ス

 横浜の優勝が絶望的となった。前半4分にFW大黒将志(31)の今季8得点目で先制も、後半に2失点して逆転負け。開始直後の高い位置からのプレスが先制直後からなりを潜め、相手サイドバックの上がりを許した。前半途中からトップ下のMF中村俊輔(33)を右サイドに回して、ダイヤモンド型からボックス型にかたちを変えたが、持ちこたえられず。故障明けの中村の動きが鈍るのに合わせたように、攻撃も連動性を欠いた。

 木村和司監督(53)が「一気に流れ変える選手ほしいですね。今日はそれがレフェリーだった」と皮肉まじりに記者会見で怒りをみせたように、後半5分のPK、逆転弾につながった同16分のFKとも疑問符がつく判定ではあった。だが、指揮官自身が「うちが2点目、3点目を取れるかということだった」と振り返るように、チームとして機能性を欠いたのも事実。次節で柏が勝利した時点で、04年以来の優勝の可能性は消える。課題とするつなぎ、フィニッシュの精度。それを改善して、次節の勝利に集中するしかない。