川崎Fは11日、成績不振を理由に、相馬直樹監督(40)の解任を発表した。後任が決まるまでは望月達也コーチ(48)が指揮を執る。今季の監督交代はJ2横浜FC、J1G大阪に次いで3クラブ目となった。

 川崎Fの武田信平社長は「エキサイティングなサッカーが影を潜め、チームが活気を失っている」とクラブを通じて説明した。選手にはこの日解任を伝え、練習は望月コーチが指導した。

 相馬監督は元日本代表DFとして1998年W杯フランス大会に出場。就任1シーズン目の昨季は11位に終わり、今季も2勝1分け2敗の11位にとどまっている。ヤマザキナビスコ・カップは1次リーグで1分け1敗。望月コーチは磐田、仙台、清水などでコーチや強化担当を歴任し、今季川崎Fに加わった。