<J1:名古屋2-3川崎F>◇第10節◇6日◇豊田ス

 川崎Fは激しいゴールの奪い合いを制して2連勝。就任3試合目の風間八宏監督(50)は「ボールを持っていれば、自分たちの意思でサッカーができる」と3得点した前半の試合運びを勝因に挙げた。

 1-1からの2点は、いずれもMF中村憲剛(31)とFW矢島卓郎(28)のコンビで奪った。動きだしを重点的に指導されている矢島は2試合連続の2得点と結果を出し「できなかった部分を鍛えられている」と手応えを口にする。中盤で冷静なゲームメークを見せた中村は「無駄がなくなって、洗練されてきている」とチームの進化を感じていた。