G大阪の松波正信監督(37)が、日本代表DF今野泰幸(29)を気遣った。次節の首位仙台戦(12日、万博)に向け、9日は大阪・万博練習場で実戦形式のメニューなどを、みっちり行った。

 チームは現在、J2降格圏の17位に低迷。特に守備陣はリーグワースト21失点と、開幕から崩壊状態が続く。今季、東京から移籍してきた今野は、守備の連係面でいまだに不安定な状況が続いている。

 松波監督は「そこまでコンディションが悪いとは思わない」としながらも「(相手に対する)リアクションや(選手間の)距離感、ボールに対するもので本人も感じているものはあると思う」と言葉を選びながらも、今野の現状を指摘した。

 今野は日本代表としてもザックジャパンでは不動の地位を築いている。6月にはW杯アジア最終予選を控えており、一日も早い復活が期待される。