<J1:広島4-1C大阪>◇第33節◇24日◇広島ビ

 広島は4-1でC大阪を圧倒して初の年間王者となった。前半17分にMF高萩洋次郎(26)で先制。同20分にMF青山敏弘(26)同41分にFW佐藤寿人(30)がPKを決めて3点を奪って前半を折り返した。

 後半5分にもMF石川大徳がプロ初得点となるゴールで突き放した。C大阪の得点は同16分にMF枝村匠馬(26)の1点のみ。5戦連続で勝利なしとなった。

 森保一監督(44)はJ1史上初の監督経験1年目での優勝監督となった。「サポーターの応援なくして、選手は力を発揮できなかったし、クラブもここまで成長できなかった。(喜びを)分かち合えてうれしい。チームの絆を大切に、練習したことが優勝につながった」。胴上げで宙に7度舞って、感激の涙を流していた。