来季から仙台に加入する仙台大DF蜂須賀孝治(22)が12日、宮城県内の同校で入団会見を行った。本職は右サイドバックだが、大学では主にボランチで活躍。センターバックもできるユーティリティープレーヤーで、キック精度や運動量にも定評がある。「サイドバックなら長友選手、ボランチならシャビアロンソのような展開力のある選手、センターバックならチームメートになる鎌田次郎選手が目標。ポジションによっていろんな特徴が出せる、変幻自在の選手になりたい」と大きな目標を掲げた。

 1週間後には全日本大学サッカー選手権の阪南大戦が控えている。初戦で今年の総理大臣杯王者とぶつかる組み合わせにも「いきなり決勝戦ができるようなもの。勝てば優勝の可能性も出てくる。後輩に(力を)見せなきゃいけないですから」と頼もしかった。