<J1:清水1-1C大阪>◇第7節◇20日◇アイスタ

 C大阪が敵地で清水と引き分けた。前半11分、相手DFがクリアボールをMF扇原貴宏(21)が左足でダイレクトシュート。

 ボールは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。

 だが、C大阪は同33分、CKから清水FWバレー(31)に同点ゴールを献上。その後、追加点を奪うことができず、連敗は2でストップしたが、4試合連続勝ちなしとなった。

 レビークルピ監督(60)はMF山口蛍(22)を今季初めて、攻撃的MFではなく本来のボランチで起用。MFシンプリシオ(33)を2列目に上げ、MFブランコ(30)とのコンビを組ませたが、数日間しか練習で試していない新布陣はあまり機能しなかった。

 新助っ人FWエジノ(29)も開幕から7試合無得点。レビークルピ監督はエジノとブランコについて「2人ともまずまずのプレーだったが、ブラジル人助っ人としては非常に物足りない内容。今のパフォーマンスを続けている限り、同じ位置の日本人選手を上回っているとは思えない。奮起を促したいと思う」と、辛口だった。