仙台は9日、仙台市内で10日のホーム浦和戦に向けた最終調整を行った。12対12のミニゲームとセットプレー練習といういつも通りのメニューだったが、セットプレーについては攻守に入念な確認を行った。

 10年のJ1再昇格以降、浦和戦は2勝5分け。MF太田吉彰(30)は「引き分けばっかりだけど、負けてもいない。速いカウンターが鍵を握ると思うので、常にハンターの気持ちで獲物を狙っていきたい」とポイントを挙げた。

 また、浦和には昨季まで仙台で9年間プレーしていたMF関口訓充(27)が在籍。太田にとっては仙台時代からプライベートでも仲が良く、背番号11を受け継いだ間柄。「チームは変わっても、お互いがいいライバル関係でやれればと思っている。ただ、明日(10日)の試合だけは静かにしてるか、出てこないでほしいね」と笑っていた。