J2京都は28日、来季の新監督にブラジル人のバルディエール・バドゥ・ビエイラ氏(69)が就任すると発表した。

 同氏は日本がW杯初出場を決めた1997年のフランス大会アジア第3代表決定戦で、相手のイラン代表を指揮。日本に敗れた後、オーストラリアとの大陸間プレーオフに勝ち、W杯出場を決めた。2006〜09年には北信越リーグのAC長野パルセイロを率いた。

 同氏はクラブを通じ、「不死鳥のごとく羽ばたいていけるように頑張っていきたいと思います」とコメントした。

 京都は2年連続でJ1昇格プレーオフで敗退し、11年に就任していた大木武監督が退任していた。