<J1:広島0-0C大阪>◇第21節◇23日◇Eスタ

 広島が、必死の守りで勝ち点1を手にした。20日未明に起きた広島市土砂災害から初めての試合。C大阪に主導権を握られて、12本のシュートを浴びた。

 広島のシュートは3本だったが、それでもGK林を中心とした守りで引き分けた。

 森保監督は「大雨による土砂災害で、広島の皆さんの中に、尊い命をなくされたり、安否がわからなかったり、避難生活を強いられていたりというニュースが耳に入る中で、精神的に難しい状態で試合に臨んでいた。被災地の方々に勝利をお届けしたかったが、選手たちは粘り強く戦ってくれた。粘り強くタフに戦うという部分は出せたと思う」と話した。