今季限りでの現役引退を表明した仙台の元日本代表FW柳沢敦(37)が4日、仙台市内で会見を行った。

 柳沢は時折、笑顔を見せて19年間のプロ生活を振り返り、ゆっくりと落ち着いた口調で話した。

 -引退の理由

 柳沢

 チームに与えられるもの、残していくものが限界に近づいてきたと感じた。プロとしての決断。

 -いつごろ決断した

 柳沢

 シーズン終盤。残留が決まれば、そういう報告をしようと終盤は思っていた。

 -現役生活全体の思い出

 柳沢

 たくさんありすぎて1つにするのが難しい。やっぱりタイトルを取った瞬間、ワールドカップの舞台というのはすごく印象に残っている。

 -現役生活で一番大切にしてきたこと

 柳沢

 サッカーに誠実に向き合って、少しでもうまくなりたいという気持ちを持って努力することを信じてきた。そういうことを教えていただいた先輩方に感謝したい。