横浜DF中沢が、強行出場で「闘莉王つぶし」を担う。右足首ねんざで開幕浦和戦の出場が微妙な状況にもかかわらず、桑原監督から「競り合えるのは彼しかいない」とセットプレーで闘莉王のマンマーク役に指名された。患部の腫れが引かず、この日も別メニュー調整だったが「一番ヘディングが強い相手に付くのは分かっている」と覚悟を決めた。他の選手も「試合終盤1―0リード」「闘莉王が攻撃参加」「退場者を出して10人で守りきる」設定で実戦練習。徹底した守備対策で、03年9月の対戦以来、リーグ戦4分け4敗の天敵を封じ込める。