新人王・小川に続け!

 名古屋期待の新人MF橋本晃司(22=明大)が明大の先輩で昨季Jリーグベストイレブン&新人王をW受賞したMF小川佳純(24)に続く活躍を誓った。新加入選手6人が25日、愛知・豊田スタジアムで会見。特別指定選手としてすでに名古屋で公式戦出場経験を持つ即戦力の橋本には、J史上初となる2年連続同一クラブからの新人王誕生の期待がかかる。

 橋本には最高のお手本がいる。昨季大ブレークし名古屋躍進の原動力となった小川は明大の先輩。同様に出世すれば、名古屋から2年連続新人王誕生の夢が膨らむ。「佳純さん(小川)が同じチームにいるので、頼りにしている」。明大では2年間ともにプレーした。「特長は知っているつもり。ボクも生かしてもらえるはず」。最高の手本であり、最高の相棒となれる関係だ。

 スピードと技術を併せ持つ攻撃的なタレントとして、クラブ側の期待は大きい。昨年12月に練習参加した際にはストイコビッチ監督から「MFで考えている」と構想も伝えられたという。玉田が日本代表でチームを離れる時のFWもうかがいながら、即戦力としてレギュラー争いに参戦。明大在籍時の06年から2年連続で特別指定選手として名古屋に登録されすでにJ公式戦への出場経験を持っている。ほとんどの選手と顔なじみという点も心強い。

 名古屋入りが内定していた昨年11月、父昌敏さんがガンで48歳の若さで亡くなった。「赤いユニホームでプレーする姿を見ることなく亡くなった父のためにもピッチに立ちたい。ボクが試合に出れば忙しくなって、残された母も気が紛れるはず」。

 石川・星稜高ではオランダ2部VVVのMF本田と、明大では東京DF長友とともにプレーした。2人はいま、日本代表に招集されバーレーンにいる。「肩を並べて同じピッチでプレーできるように頑張りたい」。新人王、そして代表へ--夢、いや、目標に向けプロとしての挑戦が始まる。【八反誠】