J2仙台DF朴柱成(25)が、ダイエットに成功した。キャンプを終え帰仙したベガルタは3日、市内の泉サッカー場で再始動。体重計に乗った朴は、ベスト体重(83~85キロ、身長は185センチ)範囲内の84キロまで減量したことを報告した。1月27日キャンプイン時の91キロから7キロ減。取材陣から「正直に申告してる?」と聞かれた朴は「ダイジョウブー!」と、サイズダウンした腹部をさすった。

 朴は「オフ中は全く体調管理しなかった」といい、二重あごで来日した。キャンプ中は、練習試合が始まるまで炭水化物の摂取を制限。口にするものは野菜だけだった。キャンプ中のオフ2日間(2月13、14日)に約3キロもリバウンドするアクシデント?

 もあったが、あご回りがスッキリして開幕ウイークを迎えた。

 ただ、体重は落ちたが、現在は左足首痛で別メニュー調整中。キャンプ終盤に痛め、帰仙した時は「ものすごく落ち込んだ」と話したが、3・8開幕戦(アウェー札幌)へ今は前向き。この日もランニングの速度を上げて「この2、3日で良くなった。自宅アイシングも欠かさない」と復調をアピールした。左サイドバックのライバルについて「田村の動きが良くて先発争いは激しい。でも、自分が勝つ」と意欲を燃やした。【木下淳】