リーグ戦首位を独走する鹿島の主力FWマルキーニョス(33)とMF野沢拓也(27)が、1日の名古屋戦で先発から外れる可能性が出てきた。6月28日の大分戦でマルキーニョスが左太もも裏を痛め、野沢が右太ももを打撲。チームは同30日に名古屋市内で調整練習を行ったが、2人は2日連続して練習を休み、同市内の宿舎で治療に専念した。チーム関係者は「2人が先発できるかは分からない」と話した。先発、ベンチ入りの可否は試合当日の回復状況を見て判断されることになる。

 2位との勝ち点差「7」はJ1が1シーズン制となった05年以降では最大差。首位を快走する鹿島にはFWは大迫と田代、MFはダニーロが控えるものの、大黒柱マルキーニョスと好調を維持する野沢を欠けばダメージは大きい。