Jリーグが、終盤戦の集客を目指して「Final7」プロモーションを展開する。企画したのは今夏、鹿島が10月中にも優勝を決めることを予想して、残り7試合をACL出場権争い(3位以上)賞金争い(7位以上)残留争い(15位以上)に視点を変えて楽しんでもらおうというものだった。ところが、清水の急追で優勝争いも激化。「まさかの展開ですが、優勝争いも含めて盛り上がりが期待できる」と、イレブンミリオン・プロジェクトの首藤マネジャーは話した。

 29日には、Jリーグのプロモーションビデオに出演するタレント藤本泉(17)が東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ「Final7」のロゴとともに「多くの人にスタジアムに来てほしい」と観戦を呼びかけた。1ステージ制だった過去5シーズンは、いずれも優勝決定は最終節。今季も最後まで目が離せない。