左ひざ前十字靱帯(じんたい)不全損傷で離脱している日本代表の東京MF石川直宏(28)は同部手術を回避した。28日に埼玉県内の病院で内視鏡による精密検査を受け、全治6週間と診断された。同部外側半月板損傷が確認され、形成術を受けたことで約1週間は入院するが、左ひざ前十字の手術は受けない。城福監督は「月ではなく週単位での全治というのは幸い」と安堵(あんど)の表情。天皇杯を勝ち上がれば、準決勝や決勝で石川が復帰できる可能性が出てきたため、FW平山は「早く帰って来てほしい。それまでチームで勝ち続けたい」と意気込んでいた。