モンテ戦士に「規格外FW封じ策」は、ない!?

 J1山形は26日、28日のアウェー名古屋戦へ調整を行った。オーストラリア代表で194センチFWケネディ(26)へのクロス、が攻撃パターンの名古屋対策を練った。だが、足もとの技術も高い世界クラスのFWを封じられるか、真意は不明だが弱気な発言が連発された。

 風邪で練習を休んだMF秋葉勝(25)に代わり、先発濃厚のMF渡辺匠(27)は「全く(ケネディに)仕事をさせないのは無理。やられることを前提でいた方が、周りにいる選手の対応もいいはず」と、早くもショック覚悟?

 の心境だ。小林監督も「上背だけでなく足も長い。ペナルティーエリア内のファウルを気をつけないと」と、低姿勢。含み笑いを浮かべてケネディを持ち上げるイレブンが、どう対処するか注目だ。【山崎安昭】