J1磐田のFWカレン・ロバート(24)が太ももをボリュームアップして、FW争いに名乗りを上げた。始動2日目となった25日、磐田市内での練習では鋭く相手の裏へ抜ける動きを披露した。バランスを崩しながらもスピードを維持。低い重心で安定感のある動きに、柳下監督からは「切れはよくなっている。いい状態をキープしてもらいたい」と期待を込められた。

 昨オフ、初めての肉体改造に着手した。太ももを重点的に、とことんいじめ抜いた。「半端ない数」のスクワットを行い、その数は1週間で数千回にものぼったという。「何度もギブアップしたくなった」という弱音をよそに、無駄な肉をそぎ落とし体重は3キロ増量。フィジカルテストでの太ももの筋肉量は、韓国代表FWイ・グノや日本代表MF駒野らに次ぐ5位。例年チームで半分以下だった足の“強さ”は、代表クラスへと変ぼうを遂げた。

 昨季は、軟骨除去手術を行った影響で、満足のいくシーズンを過ごせなかった。FWには前田、イ・グノの強力2トップに、新しく荒田が加わった。激しい定位置争いが待っている。「まだ足りない。ここからどんどんアピールしていく」と、肉体同様に顔も引き締めた。【栗田成芳】