J1磐田が「新たな翼」を手に入れた。鹿児島キャンプ8日目の16日、代表から戻った日本代表DF駒野友一(28)と韓国代表DFパク・チュホ(24)が、紅白戦で右と左のサイドバックに入り、初めて日韓代表による両翼が形成された。パクが何度も前線へ駆け上がり、相手を引き付けて中央の那須が逆サイドに展開。確実なタイミングで攻め上がりを見せた駒野は「今年は高い位置をとることが多くなると思う」と攻撃面での手応えをつかんだ。

 新たな両翼の持ち味は、ともに激しい上下運動で90分間、攻守をこなす豊富な運動量にある。パクは「縦に行ったり来たりするのがサイドバックの仕事。今のサッカーは走れないとだめ」と、当然のように話した。サイド攻撃は、柳下監督が昨季から言い続けてきたこと。だからこそ指揮官は「代表は違う。どっちもアップダウンができる」と、新両翼誕生に笑みをこぼしていた。【栗田成芳】