<J1:新潟3-1山形>◇第12節◇15日◇東北電ス
山形が今季初の2連敗で、W杯中断に突入する。前半28分、MF宮沢克行(33)が先制点を奪ったが、1-3で新潟に逆転負け。追加点を奪えなかった「超攻撃的システム」の完成など、7月17日のリーグ再開までに、クリアすべき課題が浮き彫りとなった。
1-1の前半45分、自陣ペナルティーエリア付近で新潟にパスをつながれ、視線は動くが体は動けず簡単に2失点目を決められる。「気持ちが守りに入っていた。メンタルの部分が大きい」。小林監督は、怒りを押し殺した。
ハーフタイムで戦術指示をせず、指揮官はげきを飛ばしまくった。リスクを冒しても「勝ちたい大事な試合だった」という一戦だった。後半開始から、未完成の攻撃的な「4-1-4-1」システムに変更。だが、カウンター攻撃を食らいダメ押しの3失点目を食らった。
それでも新潟を押し込め続けた新システムに、手応えを感じた。小林監督は「1ボランチでもやれるところが見えた。(中断中の)キャンプで戦術を浸透させたい」と、攻守のバランスを高める考え。昨季苦しんだJ1残留争いを再び演じない-。アウェーに駆けつけたサポーターに、心の中で誓った。【山崎安昭】



