東京が深刻な事態に陥った。12日、東京・小平グラウンドでの練習中、MF梶山陽平(24)が右足に違和感を訴え途中離脱し、埼玉県内の病院で診察を受けた。城福監督は「精密検査の結果から、状況を見極めたい」と慎重に判断することを明かした。梶山は茨城・鹿嶋に移動したチームに別便で合流したものの、14日のアウェー鹿島戦出場は微妙となった。東京はDF長友がセリエAチェゼーナに移籍した。MF米本は2月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷を負いリハビリ中。急性腸炎を患い前節の名古屋戦を回避したGK権田、左ふくらはぎ痛のMF羽生も鹿島戦を欠場する。主力が相次いで離脱する中、リーグ後半戦の初戦を迎えることとなった。