<高円宮杯U-18プレミアリーグ・イースト:清水ユース3-2青森山田>◇第4節◇6日◇アイスタ

 清水ユースが青森山田を下し開幕4連勝を飾った。後半33分に途中出場したMF柴田祐輔(3年)がすぐに結果を出した。MF鈴木健太郎(2年)からパスを受け、右足を振り抜くと、ゴール右隅に今季初ゴールを決めた。同点弾でチームに勢いをつけ、後半44分にはMF西沢健太(3年)の逆転ゴールを呼んだ。柴田は「1節から途中で出てたが、結果が出ていなかったので悔しい思いをしてた。いいファーストタッチが出来たのでシュートしかないと思って振り抜いた。自分らしい縦への仕掛けで得点できてうれしかった」と笑顔を見せた。

 試合後にクラブと進路相談があるため、京都から両親が観戦に来ていた。柴田は「(両親に)良いところを見せられた。開幕前にプレミアでゴールを決めたら、お父さんが禁煙外来に行くとの約束をしたので、ぜひ、病院に行ってほしいです」と父に禁煙を促した。【大野祥一】